サイドカットとは、板のクビレの部分のことです。
このサイドカットは緩やかな円弧(曲線)になっていて、板によって大きさが違います。
短い板のほうが円弧の半径が小さく、長い板のほうが大きいです。
スノーボードのターンは、このサイドカットの円を使ってターンをします。
だから、
「 サイドカットの半径が小さいほうが小回りがきく。 」
「 サイドカットの半径が大きいほど大回りになる。 」
実際には他の要素も関わってきますが、これが一般的な目安です。
また、モデルによっては、このサイドカットが均一な円ではなく、複数の円の大きさを組み合わせて作られたスノーボード板もあります。一般的には1~3個の組み合わせがほとんどですが、5個以上を組み合わせる場合もあります。
不慣れなうちは、サイドカットの大きさだけ気にして選べば良いです。
当サイトに掲載しているサイドカット半径は、複数の円が組み合わせてある場合は、その中で一番大きなものを記載しています。
ターンの練習をする時に、進む方向を無理に変えようとして、変な滑り方を身につけてしまっている人が、驚くほど多いです。自然にターンがしやすいスノーボード板を選ぶのが上達の第一歩。
145cm前後の板であれば、6.5m~7.5m。特に7m前後。
150cm前後の板であれば、7m~8m。特に7.5m以下。
このくらいを目安に選んでください。