「流行のロッカーボードの種類?」では、主流のロッカーボードの形状、特徴について紹介しました。
今回の「流行のロッカーボードの種類?」では、ロッカーボード!?という感じのスノーボード板の形状を紹介します。
【ダブルキャンバー】
ダブルキャンバーは、板の中心から2つのキャンバーがある板です。BTMのWR、SABRINAの「WR」、YONEXの「4XP DC」がこれです。形状は、LIB TECHやGNUの「C2BTX」に良く似ています。
片足ずつにキャンバーがあるので、エッジへの加重はロッカーボードに比べると強くできる。ソールの雪面に接する面積はキャンバーボードと同じでも、オーリーのしやすさ、トリック時の動きやすさはキャンバーボードより優れている。
例えば、「後ろ足に加重し、前足を持ち上げる動作」をする時の板の反発について考えてみると、キャンバーボードの場合は、1つの同じキャンバーに、抑える力と持ち上げる力を加えるので、お互いが反発しあってしまい、結果として板を持ち上げるのに大きな力が必要になります。
しかし、ダブルキャンバーの場合は、2つのキャンバーを別々の足で操作するので、後ろ足が板を抑えていても、前足で板を持ち上げる動作に影響がないので、小さな力で板を持ち上げられます。
いろいろ遊べそうで、管理人が一番気になる形状です。
あと、パウダーフリークのためのロッカーがあります。
【S-Rocker】
板のノーズ側にロッカー、テール側にキャンバーがつけてあります。後ろ足を踏み込むほどノーズが上がり、どんどん浮力を得ることができます。
パウダーオンリーなら、BURTONの「Fish」、「malolo」とYONEXの「Live for This」で決まり!