スノーボード板は、先端が上向きに反り上がっています。
滑る環境にあわせて形に工夫がしてあります。
下の図のオレンジ色の矢印の向きが進行方向。
前側を「 ノーズ 」、後ろ側を「 テール 」と呼びます。
昔からの基本設計のスノーボード板は、ノーズが少し長めに設計されています。ターンのきっかけへの入りやすさ、天候や地形への対応を考えるた上でのバランスのとれた形です。
「深雪に飛び込んでパウダースノーで遊びたい!」
という人に向けて作られたもの。
ノーズを長くすることで、スノーボード板の裏に雪が入りやすくなります。そうすると、その雪から浮力を得ることが出来るので、パウダースノーを楽しく滑ることが出来ます。
「グルグル回したいから、ノーズもテールも短くしたい」
という設計のものもあります。
普段の滑走中には、ほとんど使用することのない部分なので、トリックやジブなどでの使用に特化した形状にシテアルモデルもあります。
初心者の方は、気にする必要はほとんどありません。